DVD「カンフーパンダ マスターファイブの秘密」

映画「カンフーパンダ」のスピンオフ作品である。 

カンフーパンダについては今回触れない。 

他のブログに書いたが、香港バージョンは広東語・北京語が収録されている。 

欲しい・・・ 

やはり、カンフーは広東語が一番だ。 

 

「カンフーパンダ マスターファイブの秘密」については、海外版では2枚組みで販売されているのだが、日本では別作品として販売されている。 

英語タイトルは「Secrets of the Furious Five」である。 

本編でもだが、なぜ「フューリアス・ファイブ」ではなく、「マスター・ファイブ」としたのだろうか。 

かなり残念だ。 

こういったことに関して、別に書くことにしよう。 

 

最近のディズニーDVDをレンタルすると、この作品の映像が含まれているので見たことがあるかもしれない。 

 

 

走るパンダとシーフー老子、「You ready?」に対し、ポーは「Ready is my middle name」である。 

何があるかというと、「カンフー入門教室」(Introduction to kung fu class)だ。 

 

シーフーはポーがどう対応するのか見るためか、ひとり残して去ってしまう。 

カンフーを習いたい子供たちに、おしりを蹴るだけがカンフーではないと教えるポー。 

フューリアス・ファイブがカンフーを習う前に悟ったことを話していく。 

 

マンティス(蟷螂)、ヴァイパー(蛇)、クレーン(鶴)、タイグレス(虎)、モンキー(猴)、それぞれの逸話を話す。 

タイグレスのストーリーはかなり良く、シーフーの元に来るに至るエピソードである。 

まあ、最終的には全員集まったわけなのだけれど。 

 

とても良いのでその部分を書いてしまう。 

完全ネタバレである。 

要注意。 

 

 

タイグレスは孤児院にいた。 

モンスターと恐れられて。 

それを知ったタイグレスは落ち込んだ。 

そこにシーフーが来た。 

 

Shifu:Tigress?  

 I am Shifu. I am... 

Tigress:Afraid? 

Shifu:No. 

 

Tigress: Well, you should be.  

 I am Tigress.  

 Tigress the monster!  

 A monster no one wants. 

Shifu:You are not a monster.  

 You're just a little girl. 

 

教えたのは力の加減である。 

タイグレスはモンスターではなくなり、他のみんなとも仲良くなれた。 

しかし、それでも里親は見つからなかった。 

悲しむタイグレス。 

再びシーフーが訪れた。 

 

Tigress:Shifu! 

Shifu:Come.  

 Let us go home. 

 

 

ポーの5つの話が終わると、シーフーが戻ってきた。 

子供たちにカンフーとは何かを聞いていく。 

どうやらポーの教えは合格だっ 

たようである。 

  

 

カンフーファンなら、フューリアス・ファイブのそれぞれが拳法にあるのは知っているだろう。 

それぞれ「拳」を付けると拳法になるし、そのまま映画のタイトルになっているものもある。 

ジャッキー・チェンは猴の声を担当している。 

どうも猿と書くと雰囲気が出ない。 

香港版では彼の息子も声を担当したという。 

フランス語や日本語でもジャッキーに依頼があったそうだが、忙しいからと断ったそうだ。 

残念。 

 

ちなみに、「少林寺拳法」というのは日本で作られたものだ。 

四国発祥らしい。 

少林寺で教える拳法は「少林拳」であって、別物。 

ちょっとパクリ気味な名前である。 

まあ、四国なら三十六房ではなく、八十八房は欲しいところだ。 

 

 

日本語に訳すときに名前を変えるのは嫌いだ。 

意味が分からないからというのは理由にならない。 

ビートルズをカブトムシたち、カーペンターズを大工一家とするということだろうか。 

分からなくても名詞はそのままでいいと思う。 

 

これは日本から輸出される場合も同じ。 

ジャパニメは原語でというコアなファン(Otakuという)もいるから、昔は名前が違ったが最近は日本と同じということも増えている。 

随分昔で歌のタイトルだが、「上を向いて歩こう」は「Sukiyaki」だ。 

そういうのが嫌なのである。 

 

昨今はタイトルを英語のままにすることが多い。 

前回の「アリス イン ワンダーランド」は余計なくらい英語のままである。 

「シンデレラ」(映画じゃなく童話の方)は最初に日本で訳されたときは「おしん」だった。 

真っ黒になるまで働かされるあたり「おしん」かもしれない。 

が、やっぱりシンデレラとおしんでは雰囲気が違う。 

オリジナルのまま楽しみたいものだ。 


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