神楽坂明日菜の魔法無効化

ヒロイン(のひとり)である。 

魔法を無効化する能力がある。 

 

神楽坂明日菜とは世を忍ぶ仮の姿(過去を封印している)で、本名はアスナ・ウェスペリーナ・テオタナシア・エンテオフィシアという。 

オッドアイで、右目が緑がかり、左目は青みがかっている。 

これはネギの母のアリカ・アナルキア・エンテオフィシアと丁度逆で、アリカ姫は左目が緑がかり、右目が青みがかっている。 

これはコミックスの表紙で分かる。 

 

 

魔法が無効化されるのは自動的だろう。 

そうでなければ、不意を突かれた攻撃に対処できないことになる。 

治癒魔法は無効化されないため、魔法の種類、あるいは術者によって切り分けられるのかもしれない。 

基本は無効化で、受け入れようと思ったときだけ効力が及ぶと考えるのが妥当である。 

都合の良い魔法だけ自動的に受け入れる(都合の悪いものだけ無効化するのと同義)のは、それこそ都合が良すぎるからだ。 

 

衣服(着衣)については無効化されない。 

ネギに何度も(不可抗力で)脱がされているし、石化も衣服にのみ有効だった。 

また、飛行(杖による)などは効力は弱まるが、完全無効化には至らない。 

アーティファクトを出現させ装備することは可能である。 

かなり都合が良いが、そうなのだから仕方がない。 

 

 

問題は、胸が大きくなったときのことである。 

 

風呂嫌いのネギを風呂に入れているとき、他のみんなも入ってきて、最終的に胸が大きい人がネギと相部屋になるという話になった。 

それでは困ると、ネギは明日菜の胸を大きくしようとしたのだ。 

で、バチンと弾ける。 

 

何が大きくなったのか、だ。 

本体の胸ではない。 

水着だけが膨らんだのである。 

原作では「何てコトすんのよーッ」で終わっているくらいだから、本体への影響は皆無だった。 

TVアニメ版の方は薬を塗って、「胸がえぐれたらどうすんのよ」などと言うが、これは弾けた水着が当たるなどしたためだろう。 

本体を膨らませた(膨らませられた)はずはないのだから。 

 

ネギは「僕の得意な風の魔法で・・・」と言っていることから、風によって膨らんだことが判る。 

風で膨らむのは着衣(水着)であって、胸本体ではない。 

風で人体(の一部)を膨らませてはいけないことくらいネギは判っているはずなのだ。 

 

そこで、なぜ弾けてしまったのかが問題なのである。 

 

ネギが優秀な子供だったとしても、いたずらくらいはしただろう。 

もっと幼い頃に、かもしれない。 

まったくしないという方が不自然だ。 

推定だが、スカートめくりは言うに及ばず(超得意だっただろう)、誰かの胸を大きくしたり股間をもっこりさせたりもしていたに違いない。 

つまり、初めてではなく、本来失敗などしないはずの魔法なのである。 

天才少年なのだし、そのくらいで失敗していては攻撃魔法など危なくて仕方ない。 

 

この魔法は、通常は本体と着衣への影響があるのではないかと推測する。 

その本体分に対する魔力が無効化されたことにより、着衣の方が暴走、あるいは本体分が逆流してしまい、結果魔法が失敗したのではないだろうか。 

そう考えると辻褄が合うのである。 

 

 

最初の頃、ネギが魔法使いだとバレたからと明日菜の記憶を消そうとしてパンツを消したのはどうだろうか。 

「記憶を消すと、ちょっとパーになるけど」などというのだから、ちゃんと教えて貰っている魔法なのだ。 

結果、魔法は無効化され、パンツが消えたのだろう。 

(ここでパイパンだということが判明している) 

 

実際には、既に明日菜は記憶を消されている。(封印かもしれない) 

上記のとおり、魔法ではないはずだが・・・ 

フェイトは「薬も使われているね」と言いつつ、魔法で記憶を戻している。 

これは治癒魔法が効果を持つのと同様の理由で、記憶を戻せたのだと思う。 

 

つまり、ナギたちは魔法だけでは記憶は消せない(キャンセルされる)ので、補助的に薬を使い、強力な魔力で封印したのではないだろうか。 


超鈴音のタイムパラドックス  <前 : 次>   エヴァンジェリンのこと