相坂さよ

幽霊である。 

地縛霊だ。 

既に死後60年ほど経っている。 

 

幽霊が、触れられて見えたって良い。 

そんなことくらいでは驚かない。 

 

さよちゃん人形(中に恐山で得たわら人形が入っている)に憑依し、どこにでも行けるようになった。 

魔法世界まで付いていっている。 

地縛霊だっていうのに・・・ 

近所のコンビニ程度には行けていたのだから、それほどきつい地縛ではなかったのかもしれない。 

まあ、それもよしとしよう。 

 

等身大・寄代ロボ さよちゃん壱号はロボットで、腹部にコックピットがあり操縦するのである。 

武器も装備で「圧倒的じゃないですかーッ、これで10年は戦えますー」というのもいい。 

等身大に憑依しなおすのではなく、操縦してしまっても問題ないのである。 

 

 

だが、不思議なことに、そのさよちゃん人形にフェイトの石化の針が当たり、石化してしまったのである。 

石化は何に対して有効なのだろうか。 

モノにも石化が起きるなら、壁や床が石化するのではないだろうか。 

もっとも、石化は体が石化すると服も石化するという不思議なものである。 

ちょっと理屈は分からないが、九蛇のハンコックも同様に服も石化するのでそういうものなのだろう。 

というか、元祖石化のメデューサも同じ。 

 

話は逸れるが、巨大化や縮小化した場合は大抵服はそのままのサイズである。 

不思議の国のアリスがそうだ。 

まあ、服が脱げるのは女性であることが多い。 

ネギまもまさしくそうだが。 

 

 

魂だけの幽霊である。 

生きている場合は、魂と体は一体であり分けられないが、幽霊はどうなのだろうか。 

一緒に石化してしまうのだろうか。 

 

だとすると・・・ 

恐るべし、恐山のわら人形。 


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