マンガ等の題名

マンガにしろアニメにしろ題名(タイトル)は重要である。 

「バクマン。」でもタイトル決めのシーンがあるが、分かりやすく、カッコよく、内容が分かるものが望ましい。 

 

日本人の好みで、長いものは省略するようになる。 

英語なら頭文字に省略するだろうが、日本語では4文字が好まれる。 

「バクマン。」は文字としては5文字がるが、音としては4文字だ。 

ポケット・モンスターなら「ポケモン」という具合である。 

昨今は3文字になることがあり、ライトノベルは「ライノベ」ではなく「ラノベ」となる。 

メールアドレスが「メルアド」だったのがいつのまにか「メアド」となった。 

携帯での入力を省略するためだろうか、より短い方が良いのだろう。 

 

ラノベでは長い題名が目立つ。 

が、当然のごとく省略される。 

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」なら「俺妹」(おれいも)となる。 

 

最初から省略するものも増えるのも道理。 

「かのこん」というのは「彼女はこん、とかわいく咳をして」からだという。 

 

作家や編集の知恵を絞っての題名なのだから、それが悪いなどとは思わないのだが。 

 

 

好ましくないのは既にある言葉を題名とした場合だ。 

既にある作品や他の製品とダブるのも良くない。 

 

これは作品としての問題ではない。 

インターネットでの検索に不利だという理由だけである。 

 

例えば「ツール!」という作品がある。 

ツール・ド・フランスのツールで、自転車競技のマンガだ。 

検索に「ツール」と入れると、まずパソコンのソフトウェアとしてのツールや、道具としてのツールが表示される。 

もし、作品が非常に有名になれば別かもしれないが、連載を始めたばかり(この作品は連載終了しているが)なら、有名なはずもない。 

 

つまり、インターネットでは不利な題名だと言わざるを得ない。 

 

題名を決める際に、その題名、あるいは想定した省略形で検索し、有利に展開できるように考えるべきだろう。 

 

省略すればいいかというと、しすぎもいけない。 

「インフィニット・ストラトス」を「IS」とすると、英語で「is」は物凄く使われる単語になってしまう。 

 

 

バクマンの凄いところは、ローマ字表記にして下の部分を削ると「BAKUMAN。」が「RAKIIMAN」になるというところだ。 

BとUの下が削れてRとIIになるだけだが、良く考えられている。 

そして4文字という省略されない題名(既に省略形)で、「爆漫」だとも取れることで内容にも触れている。 

また、男というのはどうしても「マン」というのを聞くと何となく例のモノを連想する。 

似た言葉として「バクニュウ」が思い浮かぶ。 

ウルトラマンでは何も思わないのが、ウルトラマンコスモスでは何かを思うだろう。 

男はそんな生き物なので仕方ない。 

つまり、その結果、一度聞くと忘れない題名になるのである。 

 

 

有名になればもちろん関係ない。 

「星 馬」で何が表示されると思われるだろうか。 

連想するなら「オリオン座馬頭星雲」になるのだが、検索結果はそうならない。 

ミニ四駆の「星馬」と巨人の星の「星飛雄馬」になる。 

 

有名になれば問題ないということだが、いくら有名になっても、「13」で「ゴルゴ13」や「亀有」で「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が最初に表示されることはない。 

もちろん「ゴルゴ」や「こちかめ(こち亀)」なら表示されるが。 

 

 

まあ、そんなことは分かって付けていると言われるような気もするが。 


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