The Diva Dance from The Fifth Element

 フィフスエレメントは無敵のブルース・ウィリス(スティーブン・セガールよりは下か)とミラ・ジョヴォヴィッチ主演の1997年の映画である。 

 かなり良い。 

 ミラ・ジョヴォヴィッチが可愛いし。 

 

 その中に「ディーヴァダンス」(The Diva Dance)という音楽が出てくる。 

 異星人(地球外生命体)の歌姫、ディーヴァ(Diva Pravalaguna)のオペラハウスでの歌なのだが、ディーヴァダンスは後半というか最後の部分を指している。 

 

 この歌は、ガエターノ・ドニゼッティ作曲の歌劇「ランメルムーアのルチア」(Lucia Di Lammermoor)、第二場第二幕「狂乱の場」のアレンジである。 

 ちなみに「狂乱の場」は、英語では「The mad scene」という。 

 歌ったのはアルバニア出身の歌手インヴァ・ムラ(Inva Mul)という。 

 コソボ出身でアルバニアの歌手である父、アヴニ・ムラ(Avni Mula)のAvniを逆にして付けた名前で、フィフスエレメントのクレジットには「Inva Mulla Tchako」となっているが、チャコは夫の姓で、映画以降は使っておらず、しかも、Mullaは誤植である。 

 

 歌の8割は実際の声で、残りは誰でも気づくだろうが、サンプリング音声が使われている。 

 あんな声(音飛び)が人間にできるはずがない。 

 

 なお、映画中では異星人なので、実際にそう歌えると思って観ないといけない。 

 

  

 狂乱の場は、望まない結婚をさせられそうになり、夫となる人を刺し殺して歌う場面らしい。 

 凄い展開だが、これが実話をモデルとした小説をオペラにしたというのだから、もっと凄い。 

 返り血を浴びて気が触れて(だからmad)歌うのだ。 

 

 これはディーヴァが最後に撃たれて、緑の体液(血液)に塗れることも暗示しているかもしれない。 

  

 なお、ランメルムーアのルチアを観てもディーヴァダンス部分は残念ながら出て来ない。 

 当然だが。 

  

 

 話が飛ぶが、体操競技にウルトラCというのがあった。 

 技に難易度を設け、どれだけ凄いのかが分かるようになっているのだ。 

 たとえば正式名称を「Tsukahara」という月面宙返り(ムーンサルトは和製英語)がある。 

 日本の塚原選手が最初にやったから「Tsukahara」だが、当時は度肝を抜かれたことだろう。 

 が、今では床でも普通にやる技になっている。 

 今の最高難度はF。 

 ウルトラCというのは普通難度なのかもしれない。 

 

 それと同じように、ディーヴァダンスも生声で挑戦する人が当然いる。 

 まあ、ムリなのは分かっているが、どれだけ似せられるかというところだろう。 

 

  

 凄い人から凄くない人まで動画がYoutTubeにアップされているが、良さそうなのをピックアップしてみた。 

 

 Fifth Element Opera (with Diva Dance part)  

 可愛い。 

 コメントの「would you marry me?」に本人から「Sorry, already engaged! ;)」とあるのがちょっと。 

 

 Laura sings the "Diva Dance" from the Fifth Element  

 歌手らしい。 

 声は安定している。 

 

 ЧУДО ИНОПЛАНЕТЯНКА! ЕЙ 10 ЛЕТ  

 多分、10歳の少女である。 

 ディーヴァの青い衣装を着ているので、かなり色物っぽいが、上手い。 

 

  

 Diva Plavalaguna The Fifth Element FULL DANCE  

 メイキング映像。 

 グリーンスクリーンの前で踊っている。 

 

 The Consert Of Diva Pravalaguna  

 映画の映像。 

 つまりオリジナルで、これを観ないと意味がない。 

 

  

 レンタルDVDでいいから、映画を観てもらいたい。 


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